ステートメント

Which flowers

もし自分が「取り替え子」であったらどうだろう？部分的な記憶、穴だらけのストーリーに基づいている本シリーズ。ここで用いられた写真的コンセプトはアナログ技法、ポラロイド、そして多種多様なぼやかしやイメージを剥ぎ取る手法によって具現化されている。

受賞者プロフィール

Pascale Hustings

アムステルダムのArt school and the Photo Academy卒業。写真のスキルを自身の制作活動に取り入れてきた。
自費出版写真集、インスタレーションや作品シリーズでは、記憶の知覚を探求し、写真概念に基づく時間、場所とスケール感覚の想像世界においての立ち位置を探る。

審査員 選評

審査員：奥山由之より

自らの記憶を辿るとき、頭の中に描かれるイメージは、まさにこういった描写に近い。
“取り替え子が見た、断片的な記憶”、という個性的なコンセプトにも惹かれる。

関連リンク

• HP: pascalehustings.nl/
  Instagram: @pascalehustingsphotogra