ステートメント

blur

高精細である事より、不明瞭であっても認識されてしまう事に惹かれる。どっちつかずであるがゆえの余地は案外心地よく、鮮明なイメージからは生まれ得ない想像がこの朧げで粗雑な光景にはあると思っている。
一見すると写真からは遠くへ来てしまった気もするが、この地点へ来ても自分にはまだ写真が見える。ここから写真のこと、更には、見ることについて考えていきたい。

受賞者プロフィール

ナガタダイスケ

1994年 静岡県生まれ
2017年 東京造形大学 写真専攻卒業
2020年「short hikes」 東京 2人展
2021年「view from the desktop」 東京 個展

審査員 選評

絵画か？写真か？という２項対立を超えたところでのリアルさと虚構性。映画的な印象も面白い。

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