THEME #07受賞作品2019DEC
CITY
GRAND PRIXグランプリ
ステートメント
Humancity in the nature
都市は人間を拡張した姿だと考える。
その拡張は、まるで太った人間のようだ。
だから拡張した都市を人間の方に、縮めてみようと思った。
そこで「無関心な自然の中にいる人間」の写真を使うことにした。
例えば山用の衣装を着て多機能バッグを背負う姿は、とても都市的だと思った。
そして私は都市の写真を「無関心な自然の中にいる人間」にまで縮めてみることにした。
受賞者プロフィール
松井祐生
1985年生まれ
2016年写真新世紀優秀賞受賞
2018年Athen Photo Festival 特別賞
2018年TokyoFrontline Finalist
2016年の受賞をきっかけに写真・ビデオ制作を始める。
審査員 選評
審査員:ホンマタカシより
「風景」という、お題をどう解釈するのか?してくるのか?楽しみに拝見しました。ただ人の写っていない都市や自然を撮るだけだと、それは「風景」ということを真剣に考えていないということになります。
その中でダントツでこの作品が良いと思いました。
都市の風景をバックパックのように背負って自然の中に入っていく。
人間の矛盾と、風景という意味を転倒させるコンセプトは見事だと思います。
写真美学的にも美しいと思いました。もっとこのシリーズを発展させていって欲しいと思います。
関連リンク
Instagram:@rive.tte.et.my
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