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THEME #受賞作品2022JAN

REGARDING THE ECHO OF OTHERS

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ステートメント

REGARDING THE ECHO OF OTHERS

出身地である新潟県長岡市には1945年8月広島と長崎に原子爆弾が落とされる前に米軍によって落とされた模擬原子爆弾投下跡地がある。プルトニウムの代わりにTNT火薬が詰められ、本番に向けた飛行練習やデータ収集のためだけに投下された爆弾である。長岡での死者は4名。現在この跡地の土手や畑や川には植物が生い茂っていて地元の人が畑仕事をしている。過去に起こった最悪な出来事の写真や映像を見ても、決して当事者と同じ気持ちにはなれないし本質的には理解できないように思う。わかりあえないことを前提にそこからどのように想像していけるか、歴史や死者たちとどのようなコミュニケーションができるのかを考え制作した。

受賞者プロフィール

高野ユリカ

新潟生まれ。第20回写真「1_WALL」審査員奨励賞 鈴木理策選。土地や歴史、建築や空間、個人の物語のリサーチから着想し、history : his-story に応答する her-story、歴史に残ってこなかった無名の人々への想像をテーマに作品を制作している。建築、空間、環境、セノグラフィーの写真を中心に活動中。

審査員 選評

見えなくなった戦争の傷跡、そこは近くの緑に覆われた土手とドクドクと流れる河川。
タイトルが語るよう、いかに我々は連綿たる過去と現在に対うのか。その難しさを、独自の表現を試みている事で成功している。

OTHER WINNERS他の受賞者

THEME # STORY

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