ステートメント

地球防衛隊

写真に映るモデルは全員、空想上のグループ「地球防衛隊」のメンバーだ。それぞれが選んだ「色」を元にしたコスチュームを身に纏い、破壊と再生を表現する「中間背景」に置かれたカメラの前に立つ。現実でありながらも、どこか空想と現実の狭間に存在する。
この作品は昔のスーパー戦隊映画を借用し、異なる世界観を導く重要な鍵となる。
私の作品は、さまざまなレイヤーを重ねた世界についての私の視点と、ギャップの中の存在に対する私の興味と質問で作られているのだ。

受賞者プロフィール

Seung-joo Lee

ソウルを拠点に活動している写真家。韓国芸術総合学校と中央大学校でビジュアル・アートと写真を専攻。日常におけるレイヤーやギャップの可能性に関心があり、このテーマをビジュアル・メディアを介して表現している。

審査員 選評

コンセプトでは、想像と現実の狭間となっているが、とても力強いポートレートで、背景に負けない人の魅力を感じました。

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