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THEME #06

Black&White

受賞作品

2019NOV

GRAND PRIXグランプリ

ステートメント

灯台

ノイズやドローンと呼ばれる音楽が好きだ。
はじめは圧倒的な情報量に耳を支配されるが、 次第に慣れていき、細かな音の変化に身体が気づくようになる。
それをさらに越えると、音は意識から離れ、 自分がこれまでに観てきたあらゆる物事が脳内に現れては消えていくような感覚が訪れる。

高速なスライドショーのようなものとは違う。「走馬灯」という言葉もしっくりこない。
例えるならば、故郷の海でみた灯台が放つ光。
光をまとったイメージの塊が、ゆっくりと弧を描いて迫ってくるような感覚だ。

私は灯台を探している。
生活に浮かび上がる静かな絶景を、ひとつひとつ、自分のものにしたいと思う。

受賞者プロフィール

木村和平

1993年、福島県いわき市生まれ。東京都在住。
これまでに4冊の写真集を発表。主な個展に、『袖幕 / 灯台』(2019年 B gallery)などがある。
第19回写真 1_WALL 審査員奨励賞受賞(姫野希美選)。

審査員 選評

画像を何度もコピーを繰り返したようなザラッとしたトーンは粗いがその中には細かいインフォメーションが沢山入り込んでいる。森山大道「光と影」の病み上がりトーンと重なる。コンポジション並びフレーミングにも優れている。

SHORT LISTショートリスト

THEME SUMMARYテーマ概要

世界は色で溢れています。そして、私たちは目の前の現実をカラーでとらえています。しかし、写真は白と黒から始まりました。モノクロームでとらえられたイメージには、カラーとは異なる意味や、美の価値や、文脈が生まれ、私たちに別の世界を見せてくれることがあります。色による情報量は少ないはずなのに、白から黒のグラデーションで描かれた世界は、むしろ時に雄弁だったりもします。モノクロ表現の豊かさは、撮影者にも、鑑賞者にも経験のあることではないでしょうか。被写体を問わず、フィルム、デジタルの別を問わず、既成概念にとらわれず、古くて新しい「BLACK&WHITE」の新境地を見せてください。
[応募受付期間] 11月1日~1月6日

JUDGE審査員

石井孝之 Takayuki Ishii

1963年東京生まれ。1982年に渡米。ロサンゼルスのOtis College of Art and Design でペインティングを専攻。現地で美術作品のディーラーとしての活動を始める。帰国後の1994 年、東京・大塚にタカ・イシイギャラリーを開廊(現在は六本木に移転)。以降四半世紀にわたり、荒木経惟、森山大道、畠山直哉など日本を代表する写真家や、五木田智央、法貴信也、川原直人、村瀬恭子らの画家、そして荒川医、木村友紀、前田征紀、竹村京など、新進気鋭の日本人作家をリプリゼントする傍ら、いち早く国外に目を向け、アート・バーゼルやフリーズ・アートフェアをはじめとする多くの海外アートフェアに参加。グローバルな美術史の中でこれら日本人作家達が語られることを目指し尽力する。同時にトーマス・デマンド、ダン・グラハム、スターリング・ルビー、ケリス・ウィン・エヴァンスなど、国際的に評価の高い作家から、ルーク・ファウラーやマリオ・ガルシア・トレスら今後の活躍が期待される若手作家などの展覧会も多く開催し、欧米の現代美術の進運を積極的に日本に紹介。また、展覧会カタログやアーティストブックの刊行などの出版事業も手がけている。
2011年2月、東京・六本木に写真作品を専門に扱うタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムを開廊。細江英公、東松照明、奈良原一高らVIVO のメンバーや、60 年代の前衛芸術活動を捉えた平田実、実験工房メンバーの大辻清司など、日本の戦前・戦後世代の写真家と、吉野英理香、今井智己、津田直、山本彩香ら若手写真家をリプリゼントしている。2018 年11 月には香港の湾仔(ワンチャイ)地区の星街(スター・ストリート)に新しいコンセプトのリテールショップ、ショップ タカ・イシイギャラリーをオープン。同スペースでは、概ね3 カ月のサイクルで、異なるアーティストやデザイナーにギャラリーという枠組みに縛られることなく店内の空間デザイン、扱う作品・商品の選択を委ねることで、「ギャラリー」と「ショップ」の境界を互いに浸食し合うような、実験的な商業空間を目指している。
また、独自の豊かな文脈を持つ日本写真界のさらなる発展のため、2014 年5 月に一般社団法人日本芸術写真協会を設立。写真作品を扱うギャラリー、出版社、書店からなる同協会は、9 月にヒルサイドテラス・フォトフェアを東京・代官山で開催。いまだ発展途上にある国内写真マーケットの育成を目指すとともに、今後芸術写真および映像文化の振興と普及のため、様々な施策を立案中。


PRIZE賞について

グランプリ 賞金10万円

副賞 (以下のいずれかの中から作品に適した賞を進呈いたします。)
雑誌『IMA』での作品掲載
IMA ONLINE、IMA公式SNSにて作品紹介
ショートリスト IMA ONLINEやIMA公式SNSにて作品紹介

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