THEME #40受賞作品2022DEC
Sound and Voice
WINNERS LIST受賞者一覧
THEME SUMMARYテーマ概要
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今回の審査員を務めるアーティストデュオ、榮榮&映里(ロンロン&インリ)は、作家活動のみならず、彼らが主宰する現代アートセンター、三影堂撮影芸術中心(北京、アモイ)を通して現代写真の発掘、普及、発展も積極的に行なっています。アジアの写真界を牽引する二人が掲げるIMA Nextのテーマは、「Sound and Voice」です。音や声を発するはずのない写真が、聴覚までも呼び覚まし、深く記憶に残ることはありませんか? 榮榮&映里は、そういった現象を引き起こす写真からは“振動”が伝わってくると考えます。混沌の時代においては、まずは自身の作品が発する“振動”を自覚した上で、外に向かってその“振動”を伝えることが重要であり、そこから新たな表現の可能性が見出されるのではないでしょうか。目に見えない“振動”を、ぜひ写真で表現してみてください。
[応募受付期間] 12月16日~2月17日
[Application fee] 2,000JPY per entry
JUDGE審査員
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榮榮&映里(ロンロン&インリ) RongRong&inri
(写真家)
榮榮(中国)と映里(日本)は、2000年から共同で作業を行っています。彼らの作品は、共に作り上げた親密な世界を反映しており、伝統的技術であるモノクロ暗室技法の限界を押し広げています。「Mt.Fuji(富士山)2001」、「Liulitun(六里屯)1996–2003」、「Tsumari Story(妻有物語)2012–2014」など、高い評価を得ている一連の作品は、彼らが共にしている生活と周囲の環境を反映し、急速に変化する周囲の世界を掘り下げています。
2007年、榮榮と映里は、北京の草場地芸術区に「三影堂撮影芸術センター」を設立。2008年には、中国のとりわけ有望な若手写真家を発掘し、奨励することを目的とした「三影堂撮影賞(TSPA)」を創設しました。2010年、「アルル国際写真祭(Les Rencontres d’Arles)」とのコラボレーションを開始し、2010年から2012年までの3年間、北京で国際写真際「Caochangdi Photo Spring Festival」を共同開催しました。彼らはこのコラボレーションを三影堂の厦門でも継続し、2015年からは「集美×アルル国際写真祭(Jimei x Arles International Photo Festival)」を共同開催しています。
榮榮と映里は、アーティストとしてのキャリアとアジアの写真界に大きな影響を与えた功績により、2016年ソニーワールドフォトグラフィーアワードでOutstanding Contribution to Photography賞、2022年には日本写真協会賞の国際賞を受賞しました。
NOTEご応募にあたり
本コンテストは16歳以上の方にご応募いただけます。18歳未満の方は、親権者等に承諾を得てからご応募ください。また、本コンテストの応募には、1エントリーあたり2,000円を申し受けます。
PRIZE賞について
グランプリ | 賞金10万円 副賞 |
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ショートリスト | ・IMA ONLINEやIMA公式SNSにて作品紹介 |
全参加者 | ・IMA編集部のレクチャー特別視聴 |
GUIDELINES応募要項
IMA nextは世界で活躍できる写真家を送り出すフォトコンテストです。自由な発想で参加してください。
テーマ | Sound and Voice |
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応募受付期間 | 2022年12月16日〜2023年2月17日 |
応募費用 | 1エントリーにつき¥2,000です。 |
応募資格 | 16歳以上であること。 ※ 応募の際にはあらかじめ利用規約をご確認ください。また、応募をもって同意いただいたものとみなします。 |
応募方法 | ・「ENTRY」より応募フォームに進み、必要事項を送信の上、エントリー費用(1エントリーあたり¥2,000)をお支払いください。 |
作品規定 | ・対象作品は静止画に限ります。撮影後にソフトウェアやアプリ等で加工した作品も応募可能です。 |